次はヒョースンのバイク
のっちです☆
<ローザ・シャーニナ 1924年4月3日~1945年1月28日>
時間ができたので久しぶりにバストモデルを仕上げました。
今回はローザ・シャニーナ様がモデルと思われる
「ソビエト女性狙撃兵」です。
ポーズがすごく決まっていて痺れたので購入しました。
本当はMG42を担いだドイツ兵を買おうと思ってたんですが
こっちにしました。
モシン・ナガンのボルトを引いた状態のポーズが素晴らしい☆
上体はややうつむき加減で、顔はまっすぐ標的を捉えているような
動きのあるバストモデルです。
製作過程は以前と同じ。
(制作過程の詳細は旧ブログにあります)
全体に黒のサーフェイサーを吹いて、
上から白のサーフェイサーを吹き、
シャドーとハイライトのコントラストを作ります。
そこからいつもの水性塗料「ジョソーニャ」で筆塗り。
製作日数は約7日。
本職と動画編集の間を塗って1回約1~2時間位。
やはりバストモデルは短時間で完成しますし、
お手軽な上に筆塗り塗装の練習にはもってこい。
息抜きには最高です。
難しいのはやはり「肌の表現」です。
バストモデルはオッサンの兵士が多く、
大抵は髭面でこちらは経験から慣れているのですが、
女性、しかもロシア女性というと肌表現がまた一段と難しい。
白い肌に塗る、といっても白すぎるとバカ殿か
病気の人みたいになるので、
肌のレイヤーとして赤やピンクを何層にも塗り重ねていきます。
その上からほぼホワイトに近いフレッシュを塗り重ねていくのですが
どのくらいでやめたらいいのか非常に難しかった。
もうすこし、汚れた肌表現をしたくて何度かトライしてみましたが
私の腕ではまだ難しかった~。
そのため、出てきたばかりの新兵風に仕上げてみました。
女性の肌表現ならこの辺が現在の妥協点かなぁ。
この世界は奥が深いです。
軍服はカーキ。
羽織ってるマントみたいなやつはロシアングリーン(風)で。
T-34の色です。
ロシアの制服というのは、個人感ですが塗っててすごく楽しいのです。
メリハリがつけやすく、そもそも淡白な色なのでシャドーとハイライトの幅が
狭いのでグラデーションがつけやすいのです。
逆に難しいのはドイツ兵の軍服ですね。
モシン・ナガンのこの長さも魅力なんですよねぇ。
この時代の長い銃は日本、ドイツ、アメリカ、
どの国も私すごく好きですが、
モシン・ナガンは狙撃用という気がしてロマンがあります。
(映画スターリングラードの影響でしょう)
胴体の下部には20歳で戦場に散華された彼女に敬意を払い
墓碑銘をロシア語で入れてあります。
仕上げに「GREEN STUFF」の台座に乗せて完成。
完成するとその存在感はすごいですよ☆
筆塗りに興味がある方はぜひバストモデルを。
お勧めです。
youtu.be<今日の1曲:Journey - Don’t Stop Believin’>
バイクに乗ってる時、よく頭でぐるぐる回るのがこの曲。
永遠の名曲です。
ニール・ショーンはもっと評価されていいギタリストだと思う。